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最初気付いたのが満月が綺麗な夜だった。
何時の間にか眠りについてしまい起きたら倒壊した小屋と切り傷だらけの自分がいただけだった。
「一体……どう…なってるんだ?」
それから満月の夜になると小屋を壊し自分を傷付けていた。
そんなある日、彼女が突然現れた。
………
……………
その日は、満月の次の日で傷を癒やす為に1日身体を動かさないようにしていた。
「あら、ここら辺一帯がかなり変わったね」
寝ているといきなりそんな事を喋り始めて辺りを見回す。
俺は只寝ていた。次の満月の前の日にその答えを聞きにまた来るから」
彼女は踵を返して俺の前から去って行った。
それから次に彼女が来るまでの間俺は自分自身の事、彼女が言っていた言葉を考えながら過ごした。
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