第4章~夜勤

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夜勤明け。 いつも部屋に帰るのは昼前になっていた。 お風呂に入って休みたかったが、あいにく、11時から2時は、清掃のため使用できなかった。 あきらめて、部屋で過ごすことにする。 昼ご飯など食べる意欲すらない。 テレビを付け、アロマをたき、ただボーっと何を見るでもなく過ごす。 この時間だけは、勉強のことを忘れたかった。 先輩たちは、夜勤あけで遊びに行ったりするようで、よく誘われもしたが、 その気力さぇ、遥奈には残っていなかった。 そのうちに、睡魔が襲い、ベッドに横になる。 起きるのは、日も暮れた頃だ。 眠い目をこすり、お風呂にいき、 またそこから、テキストを開く。 次の日は、夕方からの準夜勤なのが、大抵だった。 準夜勤は夜中、2時~3時頃帰宅する。 その次の日は、また日勤が待っている。 不規則な生活が、余計に気力と体力を奪っていった。
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