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その頃……
シャトルの打ち上げをする司令塔が悩んでいた。
「おい!まだ荷物は届かないのか」
「それが、荷物受け入れじゃなく直接渡しに来たとかで、すでに一週間前から到着しています」
「ならなんで届いてないの?」
「そこが重要なんです、どうやら根本的な間違いで、機材を間違えて入荷させたとかで」
そうまだ機材が届いてなかったのだ。
「いったい何時になったら届くのだ!」
相当時間をおしているので早くしないと打ち上げが中止になってしまう状況だった。
「司令ついに見つかりました。どうやら門番と会話が通じなかったようで、直射日光の中数時間に渡り討論していたようです。それと積み込む荷物はエアコンに似ているのですか?」
「そうだ!だから早くシャトルに積み込め」
「ハイ、分かりました」
総統はやっと中に入れてホッとしていた。でも、ちょっと頭がグラグラしている。
「アー、中に入れたのはいいが何処に届ければ良いのかな」
そう考えながら何となく道を歩いていたら。
「お!ココにいたぞ」
「早くこっちにくるんだ」
「何だそんなにエアコンを早く付けたいのか?暑かったからね」
誘導よりも護送に近い感じで無事エアコンをシャトルに積み込む事が出来た。
「凄いなココがシャトルの中」
その時、入ってきた扉が閉まった。
「ん!?あ、開かない」
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