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拓斗「だから、あれは事故だってば!」
そう。石に躓いて背後からしてしまったのだ。それに胸を揉んでる感触してなかった。
それというのもほたるの胸部の発達がちょっと遅れててだな……。
ほたる「あ、揉んだって事実は認めるんだ」
拓斗「……本当に、悪かったと思ってる。まさかブラ着けてなぐふぅ!」
上履きが飛んできた!しかも頬を抉るようで、それでいて的確に弧を描いていた。
あれこそがほたるブーメラン。目標に打撃を与えつつ、手元に帰って来る不思議靴。
あ、ちなみに作者が考えたものじゃないからね。元々そういう設定があったんだ。
ほたる「失礼ね!スポーツブラ着けてるわよ!」
拓斗「別にお前の下着事情は聞きたくないよ!女の子がそういうはしたないこと言うんじゃない!」
ほたる「今時そんなの古いわよ!いいからとっとと来なさい!」
まるで猫を持ち上げるように(本当にやったらダメだけど)首根っこを掴んで引きずられる。
さらば俺の聖域。名残惜しいけど、どうせ明日にはまた来れるだろう。
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