序章

2/12
前へ
/12ページ
次へ
劉備『ご主人様行かないで…』     関羽『待ってください』     張飛『お兄ちゃ~ん、待って』     曹操『了待ちなさい…』     孫権『了行かないで…』     数十名の女性が何やら言葉を 発していた。     そして辺りは真っ白に光り 出した。     ?『……き……か……』     何やらその女性達ではない声が 聞こえてきた。     ?『いい加減起きろ了』     ?『うわーなんだ?』     いきなり大声で起こされた。     ?『了もう授業は終わった ぞ、部活には行かないのか?』     了『ああ、そうだったな、 隼人…』     どうやら大声を出したのは この隼人と言う名の少年の ようだ。     隼人『ほら、速く行こうぜ』     隼人はそう言い、了と一緒に 部活に向かった。     一刀は野球部である。     了『(あの夢はいった い…)』     了はさっき見た夢で女性達が 言った言葉が気になった。     了『(待ってか……)』     考えている内に野球部の部室に 着いた。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

211人が本棚に入れています
本棚に追加