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渇いた音がした。誰かが見とれて手に持ったグラスでも落として割ったのだろう、始めはそう思った。
数秒後白いビキニの彼女がゆっくりと膝から仰向けに崩れ落ちた。上から見る彼女は何も身につけていないかのように見える。
初めは点だった。彼女の胸の中心にほくろのような点が現れ徐々に胸や鳩尾を赤く染めていった。
彼女の見開いた瞳は僕を責めているかのように空を睨みつけている。その瞳を見つめていると耐えようもない睡魔に襲われた。どうしてかわからない。僕はベッドに戻り眠りについた。
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