知らない男...

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私は今、 ベッドの上にいる。 隣には 知らないオヤジが 疲れ果てたかのように ぐっすり眠っている。 私はベッドから降り 散乱している 下着やら服を集め 着替え始める。 ベッドの横の棚に 紙切れが数枚… 「5万か…」 私はそれを 自分の財布にしまい 荷物を持って 部屋を後にした。 外に出て 空を見上げると たくさんの星が 輝いていた。 昔の私は あの星のように 懸命に輝こうと していたのだろうか… そんなことを思いながら 私は家に帰ってきた。 家に着いたのは 明け方だった。
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