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「では！皆さん！勉学、部活動、行事を楽しくこの１年間励みましょう！」
はー…。
やっと終わった…。
長かった～！
足が痛い。
このあとは
１年生歓迎会だ。
部活紹介をやるらしい。
やっと座れる！！
そういえば
入りたい部活、
全然決めていなかった…。
せっかくの
中学生活だし
なにかうちこめる
部活をやりたい！
でも特になにも興味ない…
と、あれこれ
考えていたら
歓迎会が始まった。
――――――――
歓迎会も終わり
教室へ帰ってきた。
「真由ー！さっきはあのクソじじぃが怒ってきたからしゃべれんかったねー！」
「ははｯｯ！本当なんなんだろーね！せっかく咲希と仲良くなって、話してたのにね！」
我ながら
少し恥ずかしい…
「あはは！本当ｯｯ！ってか、真由さー、入りたい部活決めた？」
「う… 決めてない。」
歓迎会でみるかぎり
どこも楽しそうだったが
すごく気に入ったものは
なかった。
「咲希はなに入るの？」
「っあ！うち？うちはねーソフト部入りたい！」
「そ、ソフト部!!?」
「うん！うちさー、小学校んとき、受験しつつ部活ソフト部入ってたんだよ！だから入りたいんだ！」
「でも、ここのソフト部超弱小って有名だよ!?」
桜花中学校のソフト部は
女子校とだけあって、
お嬢様ばかりだったので
新体操部やバトン部が
金賞をとるなどで
有名だった。
「弱小だからって関係ない！！うちが強くすればいい！」
咲希かっこいいな――…
「んね!!真由！私と一緒に桜花ソフト部を強くしない!?」
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