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っあ…
そーいやー
グローブないんだった…
「す、すいません。私グローブ持ってないので、かしてもらえませんか?」
「いいよー。っあ!でもこの間大掃除して、グローブボロボロだったから捨てたんだった!」
ガビーーーーーーン!!!
マジでかよ!?
私ってついてない…
素手でやんなきゃ
いけないんかな……
「っあ、でもキャッチーミットならあった気がする!ちょっと待ってて!」
極短メガネの先輩が
クラブハウスへと消えていった。
ふとグラウンドに
目をやると咲希が
キャッチボールを
していた。
咲希のフォームは
とてもしかっりしていて
球の速さも結構あった。
正直
咲希がすごく
かっこよく感じ
遠くにも感じられた。
「ごめんね。はい、これキャッチーミット!あなたって初心者?使いにくいかもだけど今日は我慢して!」
我慢するとか
そういう問題なの?
私グローブですら
あんまり触ったこと
ないのに!
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