16人が本棚に入れています
本棚に追加
「っはー。ま、まゆ速すぎ!」
咲希のタイム
8秒02
「この勝負、私の勝ち~!」
「ちくしょー!悔しい!!」
「おい!」
体育の先生に
呼び止められた。
「おまえ、相当運動神経いいな!俺、バスケ部顧問なんだけど入んねえか?」
クラスの皆が
ざわつく。
確かこの体育の先生は
福島先生。
桜花のバスケ部は
めちゃくちゃ厳しく
めちゃくちゃ強いと
有名だ。
私はそんな
部活の顧問に
スカウトされたのだ!
私が少し照れてると、
「ダーメ!真由は私と一緒にソフト部入るの!っね、真由!!」
「っあ、うん。」
そーだった…
スカウトされたー!
なんて
浮かれてたけど、
私はソフト部入る
約束を咲希と
してしまっていた。
でも
バスケ
やってみたいかも……
でも
そーしたら
咲希を裏切ることになる。
どーしよう…
「とりあえず、今日か明日のどっちかに体験入部来い。待ってるぜ!井上真由」
最初のコメントを投稿しよう!