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「やっぱり……気になるんだね?……」
「うん……。」
「アハハ!そうだよね!私がソフト部無理やり入れようとしてただけだしね!ごめんごめん。」
咲希は笑って
そう言ってくれた。
なんだか
とても罪悪感で
いっぱいになった…
「今日、このグローブ必要じゃなくなっちゃったね!真由行きたいんなら、行きなよ…。っあ、でも真由人見知りだから1人じゃいけないっしょ!?うち着いてってあげるよ!」
「っえ?でも咲希はソフトのほうがやりたいんでしょ!?それに…………約束したし…。」
「なーに言ってんの!?あれはうちが真由に無理やり言わせたの同然じゃない!!」
「………っわ、私は……」
「それに!………」
私が言い終わる前に
咲希が言葉を重ねた………
「………真由がソフトボールを選んでくれると思ってるから………」
!?
「………真由のこと、信じてるから……」
咲希はそう
小さな声でつぶやいた……
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