2.体験入部

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む、無理!! こんなの続かない!! ―――――――― こうして私たちの バスケ部体験入部は 終わった。 そして 帰り道のバスの中で そういえば 咲希とは結構 家が近いと発覚した。 「さすが強豪校とよばれるだけあるわ~。それにしても、身体中筋肉痛!明日起きれないよ~。」 咲希がさっきから ずっと叫んでる。 その叫びに対し 一言ずつ返す。 「確かに、あれはないね…」 さっきまで 叫んでいた咲希が 急に真剣な顔をして こちらを見てきた。 目はどこか 寂しげな目をしていた。 「真由。本当にバスケ部はいるの…?」 ……………。 まだ、私は 迷っていた。 あんな弱小 ソフト部に入って だらだら毎日すごすか 練習はキツいが 強豪チームに入り 部活をしっかりするか 「真由。うちの家に来て……」
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