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む、無理!!
こんなの続かない!!
――――――――
こうして私たちの
バスケ部体験入部は
終わった。
そして
帰り道のバスの中で
そういえば
咲希とは結構
家が近いと発覚した。
「さすが強豪校とよばれるだけあるわ~。それにしても、身体中筋肉痛!明日起きれないよ~。」
咲希がさっきから
ずっと叫んでる。
その叫びに対し
一言ずつ返す。
「確かに、あれはないね…」
さっきまで
叫んでいた咲希が
急に真剣な顔をして
こちらを見てきた。
目はどこか
寂しげな目をしていた。
「真由。本当にバスケ部はいるの…?」
……………。
まだ、私は
迷っていた。
あんな弱小
ソフト部に入って
だらだら毎日すごすか
練習はキツいが
強豪チームに入り
部活をしっかりするか
「真由。うちの家に来て……」
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