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どうしよう
もうすぐで体験入部期間も終わる。
入部する部活を決めなければ…
ソフト部に入ったら
はたして自分は
この学校でうちこめることを
見つけるという目標を
みつけだせるのか。
バスケ部に入ったら
あの厳しい練習に
着いていけるのだろうか。
｢ねぇ、真由。｣
頭の中で色々ぐるぐる
と考えていると、
咲希がおもむろに紙袋を
取り出した。
｢これ、あげる。｣
そう言って咲希は
なかば強引に紙袋を
私に渡した。
いつの間に紙袋なんか
持ってきたんだろうか？
帰り道では持ってきてなかったのに
私は咲希から紙袋を受け取り
中を覗いた。
紙袋の中には
茶色の少し汚れたグローブと
真っ黒なキャッチャーミット
が入っていた。
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