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そんなことを
考えていたら
後ろから誰かに
肩をトントン…とたたかれた。
後ろをそっと振り向くと
ポニーテールをした
私より少し背の低い子が
小声で話しかけてきた。
「あの校長の話さー、つまらないうえに長いとか最悪だよね！しかも足痛くない!?もーうち我慢の限界…あはは！」
っあ！
私とおんなじ事考えてる！
ってか
ここにいる全員
そうかも…
それより
話しかけてきてくれて
嬉しい!!
……でもなんて
かえせばいいんだろう…。
と私が考えていたら
「急に話しかけてごめん！っあ！うち上野咲希！これからよろしくｯｯ！」
――なんて
いい子なんだろう!!
わ、私もなんか
言わなきゃ！
「っあ…。私は井上真由です…。よ、よろしく！」
―――あー――!!!!!
うわー!!最悪!!
こんなあいさつ
するやつと
友達になりたいなんて
思わないだろう…。
あー。
私はバカだな…
と思っていたら
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