翔太郎と晶の進路と高校入試での大きなミス

2/4
前へ
/69ページ
次へ
晶とオレのギクシャクした関係が2年も過ぎようとしていた。 オレ達は進路について悩まなくてはいけなくなった。 「3年という月日が流れるのは非常に早いなぁ」と冗談めいた事を口走りながら、受験票に名前を書きはじめた。 晶も、オレも、まずは高校を出なければいけないという事しか頭の中に無かったのだ。 まして、いざ高校選びとなると大変だ。 結果は晶の志望校とオレの志望校がたまたま同じになった。 晶の自宅からそう遠くない、高校である。
/69ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加