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晶とオレのギクシャクした関係が2年も過ぎようとしていた。
オレ達は進路について悩まなくてはいけなくなった。
「3年という月日が流れるのは非常に早いなぁ」と冗談めいた事を口走りながら、受験票に名前を書きはじめた。
晶も、オレも、まずは高校を出なければいけないという事しか頭の中に無かったのだ。
まして、いざ高校選びとなると大変だ。
結果は晶の志望校とオレの志望校がたまたま同じになった。
晶の自宅からそう遠くない、高校である。
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