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「此処は・・・幻想郷か?」
そうチルノに尋ねる。
「あたいに勝ったら教えて
あげるよ」
そう言って黒く笑う。
え、マジですか
えっとつまりは。
「弾幕勝負をしろと?」
「あんたも天才ね」
『も』を強調して言う。
「でも、天才は一人で
十分で・・・しょっ!?」
氷でできているのか透き通った
弾が展開、発射され距離を詰める。
「うぉっ!?」
体のすぐ脇を弾が掠めていく。
その間も弾幕は次々と襲ってくる。
ヤバい、チルノはやる気だ。
つか当たったら死ぬんじゃね?
あんな尖ったの当たったら。
それなら・・・!
「ちょっと待ったぁぁ!」
「何?」
弾幕が止む。
流石馬鹿の代名詞だけあるね。
「少し時間をくれ」
「・・・」
流石に・・・ストレート過ぎたか?
「いいよ?」
バカだった。
「トイレぐらい早くしなさいよね」
訂正。めっちゃバカだった。
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