訳ありの聖石いかがですか?

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「俺を……俺をこの世界で最強の……」 『男』にと言おうとした時、膝を折ったはずのクレイが横から割り込んで叫んだ。 「美少女にしてくれ!」 「その願い、叶えよう」 間髪いれず聖石が宣言した。 「え、ええええええぇ!」 突然、まばゆいばかりの光が俺を包み込む。 俺は気が遠くなりつつ、かすかにクレイの笑い声が聞こえた気がした。
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