新しい自分を見つけませんか?

16/22
前へ
/600ページ
次へ
あれ? ふと、疑問が頭に浮かぶ。 「クレイ、何であの時お前、『美少女!』だなんて叫んだんだ?」 「…………」 「そういや、お前のホントの願いって聞いたことないな」 今まで、さんざんオレの願いについて馬鹿にしてきたコイツ自身の願い……そう言えば聞いたことが無かったっけ。 まさか……本当に美少女好きの○リコンなのか? 「お前がどんなに変態でも、オレはお前の友達だから……」 オレの生暖かい視線に、クレイが慌てて否定する。 「ちが――う! 俺はノーマルでストレートなだけだ。誤解するな」 クレイは立ち上がると、オレに近づく。
/600ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16561人が本棚に入れています
本棚に追加