プロローグ~初登校~

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…と言うことだ 「待ってて中谷君!! もうすぐ直ちゃんがくるから」 綾瀬が涙を拭い俺の体を起こして必死に呼びかけをしている 返事をしたいが声が出ない と言うか呼吸が出来ない 「頑張れ中谷!! あの男は追っ払ったから安心しろ!!」 先生が呼びかけてくれるが もう意識がもたない 「駄目…修復出来ない」 「そんな!!直ちゃん!! 中谷君を助けてよ!!」 綾瀬や直の声がスローのように聞こえる 「おい中…に」 駄目だ…意識が…
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