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「この手紙なんですけど・・・」
私は届いた手紙を超男に渡した。
「・・・・・・英雄は生きている・・・か・・・」
「この手紙に心当たりは?」
「いや、知らないな」
「知らない・・・?なら何故、私が来ることを・・・?」
「あなただからここに入れたというわけではありません。こんなとこに来るのは極わずかだしね」
「私以外にもインタビューをしに来た人が?」
「いや、インタビューをしに来たのはあなたがはじめてだ。ここに来るのは死をためらって迷い込んだ自殺志願者ばかりだよ。第一、こんな山奥から生きて帰ろうなんて思ってる人もいないだろうし・・・最初はあなたのこともただの迷い込んだ自殺志願者だと思ったよ。でも格好を見て違うとわかった」
私はそんな危険な山を一人で登ってきたのか・・・・・・
我ながら自分の探究心に関心した。
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