My ice princess

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真冬の1月に入り、いきなり寒くなったために宿舎のリビングに設置されたコタツ。 そのなかに足を突っ込み合い、二人でぬくぬくとすごしている。 こんなにサムいのに、ちゃみはアイスのピノを嬉しそうに頬張っている。 俺といるのにピノを食べてる方が幸せそうだなんて、ひどいよ、チャンミナ~。 食べ物に負けたぁ………。 しょぼーんとした様子の俺に気付いたのか、ちゃみが優しく微笑んで、 「ピノ、最後の1つ、食べますか……?」 少し顔を赤らめ、照れながらも聞いてくれた! 食い意地張ったちゃみが他人に分けてくれるなんて有り得ないから、 やっぱ俺は愛されちゃってるのね~っ と思うと、ついつい顔の筋肉をだらっとさせちゃう。 「くれるのっ?!うれしーっぃ!!」
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