My ice princess

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「やっぱちゃみはそーゆーやつなんだぁ~。冷たいなぁ~」 再びしゅん、として、顔を引き返そうとすると急にぐい、と両肩を掴まれ、引き戻される。 あれっなんか小悪魔のお顔が至近距離に……… ちゅ、 と軽く何かが唇に触れたかと思うと、 驚きで半開きだった俺の口内にいとも簡単にそれが入ってきて素早く俺のを絡めとる。 通常なら生暖かいはずのそれは、先程チャンミンに美味しく頂かれてしまったピノのせいでひんやり冷たく、甘い。
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