プロローグ

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沙「そろそろ遅刻ですわよ、皆さん。」 圭「わっ、ほんとだぁ、いっけなーい今日、日直だったんだ、皆、先行くねー。」 箕「がんばれよーって、多分もう遅いと思うが。」 多分、聞こえないないだろうな、もう見えないくらいの位置にいるし。ってか速いな。 沙「相変わらず速いですわね。」 零「まさに鉄鋼弾だな。」 箕「鉄鋼弾とかいっちゃらめぇぇぇぇ。」 和「梨奈、あの馬鹿共ほっといて、学校行くぞ。」 梨「………うんそだね。そろそろ………極問も飽きたし……。」 和「離してくれてありがとよ。くそ、関節はめねえとな。」 ゴキッ 梨「…………はい………治ったよ………。」 和「流石、一之瀬接骨院次期跡取り娘。」 梨「………照れるよ……和也君……婚約者だなんて……。」 和也「言ってね…」 ゴキッゴキッ 梨「………何か言った?」 和「愛してるよ愛しい人。だから、関節をはめてくれ。」 梨「……ぽっ……照れる……。」 ゴキンゴキン 和「言葉と、やることが違いすぎるし、ぽって、言いながら、無表情は流石にどうかと思うぞ。ってか行くぞ。」 梨「……うんっ。」 トテトテ
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