01♥初授業

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喋り続ける阿部はこの際なかったことに。 それより、なぜだか緊張してしまう私。 そんな時、阿部がツナギの方へ 「では、沢田先生、お願いします」 『はい』 ゆっくり返事をする、ツナギ。 え、今この人“先生”とか呼ばれてたけど? 考える暇もなく、ツナギが私の椅子に手をかける。 ああ、うん。 道を開けろってことね。 椅子をずらそうとした時にツナギが 『ごめんね』 と言った。
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