17歳、冬。後編

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「怜、今日はあたしのベッドでいっしょに寝よ?」 「え!」 それはちょっと。 いろいろやばいんじゃ、 顔を真っ赤にして、 「ね?」と言う絵美里を見ると どうでもよくなった。 今日の絵美里かわいすぎる。 いっぱい傷つけて、 もちろん絵美里も周りも。 だけど、 いま俺の腕で幸せそうに眠る 絵美里を もう絶対、 傷つけたくない… そう思った。
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