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「そうそう、それが本題。
二人とも・・・いや、1人と1匹か・・・?まあ、どっちでもいいか・・・
白髪ロン毛で龍の角した亜人見たことないかなあ?」
「龍?」
ヘビ蔵が怪訝そうに聞き返してくる。
「龍っつっても分かりにくいかなー・・・頭に枯れた木の枝ブッ刺したようなさ・・・」
俺が真剣に説明に悩んでいるとヘビ蔵が吹き出した。
「ぶっ・・ふ・・っぶぁはははははっお前龍の亜人が本当に居ると思ってんのかよ!ぶぁっはっはっははは!」
涙ためて大笑いしてやがる・・・この糞蛇が・・・皮剥いでベルトにしてやろうか・・・
そんな物騒なことを考えながらヘビ蔵に殺意を燃やしていると
ウルが申し訳なさそうに口を開いた。
「ごめんね、ボク達まだ、他の幻獣種には会った事ないんだよ
・・・」
申し訳なさそうに頭を垂れてそう言うとヘビ蔵が口を開いた。
「そうだな。幻獣種見たのは お前が初めてだよ」
ヘビ蔵の言葉にウルが驚いた顔で俺をパッと見上げる。
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