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山のふもとにある中規模の街この街はヴェスペニア王国領のサスタルダと言う。
ミツ 「下りてきたのはいいけど何を買うんだ?」
ユキ「いろんなものです」
ミツ「たくさん買うのか?」
ユキ「そんなに多く無いですよ」
と、言って出した袋は八個しかもでかい!
一体どこに持っていたのか?
ミツ「は…はは」
あまりの衝撃に僕は笑うことしか出来なかった。
初めは洋服を買いに服屋に入る。
ユキ「どうですミツさん、服似合ってますか」
といって選んだのは白いワンピース
ミツ「なんかこう…ぐっとくるね」
言ってて恥ずかしい
暗くなるまで買い物を楽しんだ僕達は家に帰ろうとしていたそのときだった
がさがさ、藪の中に何かがいた、僕達はその音に気づかなかったそしてその横を通ろうとしたときに。
ユキ「きゃ~!」
ミツ「ユキ!」
ユキ「み…ミツさん!」
ミツ「ま…まて」
ユキを捕まえたものが止まってこっちを向いた
ミツ「お前は何者だ!」
???「私か?私の名はエルム、魔王の使い魔だ」
ミツ「そのエルムが何故ユキを狙う!」
エルム「魔王様がこの娘を欲しているからだ」
ミツ「な…!」
エルム「何故?とでも言いたそうだな?理由は簡単だ魔王がこの娘を気に入ったからただそれだけだ」
ミツ「けるな…」
エルム「何だ小僧?そんな声では聞こえないぞ」
ミツ「ふざけるな~!!」
エルム「ふん」
バキィ、鈍い音がした僕はたった一発の攻撃で倒されていた
ミツ「ぐはぁ」
ぐしゃ
エルム「最初の威勢はどうした小僧?もう終わりか?今貴様を殺す事は簡単だしかしそれではつまらんからな生かしておいてやる」
ミツ「な…!」
エルム「貴様に良いことを2つ教えてやろう、一つ目は魔王名、魔王の名はカイゼルそして2つ目はこの娘がどうなるか、この娘は魔王の妃になる、猶予は約一年その間に強くなって取り返しに来るんだな。さらばだ小僧」
ミツ「ま…まて」
ばたん、僕は気を失った。
僕は自分がいかに無力かこの時初めて思い知った、だからこそ強くなろうと思ったんだ。
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