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本当に幼稚園の時期は、誰でも良いから気を引きたくて、嘘をついたり、しったかぶりをしたりした。
今思い出すともの凄く恥ずかしい。
それでも、当時は必死だった。誰かに自分の存在をわかって欲しかった。
私の家の近所には父方の実家がある。
そこには、祖母、叔父、叔母がいる。
子供はできずに、犬や猫が沢山いた。
祖母からすれば、兄は初孫であり自分の家系を継ぐ大事な後取りだ。
可愛がらない訳がない。
兄と一緒に遊びに行くと、必ず差がつく。
兄にはプリン+オレンジジュースその他のお菓子。
私にはほぼ何もない。
あったとしても、かなり古く湿気た煎餅くらい。
幼いながらに、トラウマになり、成人してもプリンだけは嫌いなままだった。
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