プロローグ

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ジェイン「くッ、戦うしかない!」 白く輝く自分の剣を鞘から抜き、かまえる。 ライラも背中越しに、杖を斜めにかまえた。 ライラ「来なさいっ!」 ドゥクス「我が渓谷に足を踏み入れし者……許さんっ!」 独り言のように小さく呟くと、近くを飛んでいたファランクスを片手で捕まえる。 一方ジェインとレギオン 。 こっちではジェインが先制攻撃を仕掛けていた。 一気に距離を縮めて剣を二、三度振る。 が、レギオンは彼を弄ぶかのように、かわし続ける。 レギオン「そんなんじゃあ、…俺達を殺せねえよっ!」 剣を振り下ろし、無防備な状態のジェインの頭を、太い腕で思い切り殴る。 ふらつくジェイン。 疲労も重なり、意識が飛びそうになる。 そのすきにレギオンはアキュリスの頭をわしづかみにして、ジェインに投げつける。
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