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俺は、松本狼。
今年からあかつき大付属高校に通うことが決まった野球少年だ。
狼「まさかあかつきにまた戻るとは・・・」
俺は、そうつぶやいた時
???「あれ?狼君じゃないの?」
狼「んー、だれー?」
俺は、そういって振り向くと目の前に緑髪をお下げにしている女の子。
???「だれじゃないでしょ!もしかしてボクのこと忘れちゃったの?」
狼「おさげ…ボク…あー!!!あおいか!!!!」
思い出したー!彼女は“早川 あおい”俺の幼馴染だ。まさかここに入学してたなんて…
あおい「あっ、思い出してくれた?ボクのこと?」
狼「アー、思い出したよ。あいかわらず、ボク口調だな…いいかげんやめたら?」
あおい「なんで?」
狼「いや、だってよー」
あおい「別に誰か困るわけでもないし、ボクはやめる気ないよ」
狼「ハァ、あおい、おまえ昔と変わったのは身長だけか?それでもちびは変わりないがな」
あおい「むっ、結構気にしてるのに…」
俺は169cmあるが、あおいはそれより20cmは低い。昔からそうだった。
あおい「そういう狼君もいつまでたっても女顔じゃん」
ぐっ、こいつ、俺のコンプレックスを…
そうこうしてる内に、チャイムが鳴った。そして、何か黒い物体が教室にすごい勢いで突っ込んできた。
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