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ドドドドドドドドドドッ
がらがらっ!
???「ハァハァハァ、ギリギリ、セーフでやんす!」
やんす?
遅刻ギリギリ(ってか遅刻)でやんす口調の少年が突っ込んできた。まぁ、先生に見つかってないからいいのかな?
???「いきなりでやんすけど、おいら、矢部明雄でやんす!おいらに惚れたら、火傷するでやんすよ!」
うーん、結構うざいナ☆
あおい「ボク、あーいうタイプ苦手だなー。消してやろうかしら?」
ウン、まぁ、すきにどうぞ!
先生が入ってきて、みんな自己紹介を済ませた。
先生「席は皆自由に座るがいい。私はそんな些細な事などきにはせん」
そっか。じゃぁ俺は矢部と…
矢部「あおいちゃーん、一緒にすわろうで――」
あおい「ボクは狼君と座るんだー!あっちいけー!!!」
その瞬間、あおいの右フックが矢部の顔面に炸裂した。そして、矢部は窓から吹っ飛んでいった…
ドサッ
あおい「狼君、一緒に座ろ♪」
狼「お、おう(いくらきもいからって、やりすぎだろーよ、あおい!)」
あおい「そう?あれくらい、大丈夫でしょ?」
狼「おいおい、ここ三階だぞ…って、読心術!?」
結局、矢部は最後の列で1人で座る事になり、狼はあおいと座ることになった。あおいが彼のよろしくスマイル(彼の技、本人自覚無し)をみたとき、頬が少しあかくなったことには、狼は気付かなかった。←と言うか狼は、恋愛に鈍感?
こうして俺達の高校生活が始まる。
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