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翌朝の朝6時半。狼はまだ寝ている。そう、彼は朝にめっぽう弱いのだ!
管理人「まったく、最近の若い者は、早起きできないのか?」
そんな管理人のことには全然気づかず、ぐっすりと眠っているかれに、忍び寄る影が! そして、
あおい「おっきろ~~~~!!!」
狼「うーん、まだ眠いっっって!どわああああ!!なんでお前がここにいるんだよ!」
あおい「なんでって、むかえにきたのよ」
まぁ、こいつになにいっても無駄か。
狼「それよりあおい、なんでここまでこれたんだ?結構遠いだろ?」
あおい「あっボク引っ越したんだ!お隣だからよろしくね~」
狼「えっ!マジで!?」
いつの間に引っ越したんだ?
あおい「一週間前だよ?」
狼「ふーん、ってまた読心術!?」
あおい「それはそうと時間ヤバイじゃ無いの?」
狼は慌てて時計をみる。 針は6時40分を刺していた。=授業開始まであと10分...
狼「だーーー!!!やばい!!あおい!すぐ着替えるから外で待ってて~!!!」
あおい「は~い」
ドタドタドタドタ・・・・
駿「お待たせ~!じゃあ行こうか!」
あおい「えっ、もう終わったの!?ボクまだ1分くらいしか待ってないのに…」
狼「とにかく急ぐぞ~!!!!」
そういってあおいの手をとってしゅんは走り出した。
あおい「えっ、ちょ、狼君!?」
狼「もっと早く走れ~!!遅れる~!!!」
狼は振り向かずに全力疾走。あおいの手を握りながら。あおいの顔はもう真っ赤っかだ。 だが狼はまた気づかない。
その日、顔を真っ赤にしながら教室に入ってきた二人がいたとさ。
顔が真っ赤なのは、あおいは恥ずかしさから,狼は全力でずっと走っていたからだった。
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