せんぱい…side箆花

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なに、話そう… 「…なあ、」 「ひゃいッ!?」 びっくりして 変な声が出てしまった。 は、恥ずかしい~!! 「《ひゃいッ》って…(笑)」 クスクスと九条くんが 笑った。 「き、気にしないで!」 「…うん」 って言いながらも 口角が少し上がっていた。 は、話し続けよう! 「あ、えっと、 何言おうとしたの?」 「ん?あぁ、 どうして実行委員 やったのかなぁーって思って!」 「あ~、 私の場合は全員が放課後 残されちゃうのは可哀想だなぁって思ったからかな? 九条くんは?」 「え!?…オレは、 き、決まりそうに なかったからかな!」 …? なんか焦ってる? ま、気のせいかな? 焦る話の内容でもないしね! その後も 部活を話題にしたり、 話しながら歩いていた。 「あ、ここだね。」 あっという間に 着いてしまった。 …もう少し、 話してたかったな。 って、 なんか私、欲張り…
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