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あの頃の小さな僕が見上げる
青写真はほんとうに素晴らしかった
好きな人をこの手で守れると思っていた本気で
どうして異教徒が撲滅出来ない
それが悔しかった
熱狂主義をまだカッコいいと
勘違いしていたんだずっと
あきらめることなんて思い浮かばなかった
ただ前を向いてた
でも、、、
虐殺ばかりで
早く兵役終えたくて
いくら手を伸ばしたって
届くはずのない大きな地上の天国(そら)
でも僕は何にも疑うこともなく
キレイな御国を信じてた
あの大量虐殺を思い出すと、こらえ切れなかった大きな大きな涙
でもあのときの僕の目は何より輝いてたと思う
あれから随分背も伸びて占い師の企て少しわかって
異教徒狩りがカッコ悪くて冷めたフリして歩いていたよ
でも、、、
中途半端な僕には何ひとつできなかった
いつからか僕はきらめく明日を信じてたことさえ忘れて
自分を守るためにたくさんの大切なものを傷つけてた
遥か遠く天上の天国(そら)の向こうに何があるか知りたくて
「生命が尽きたら必ず行くんだよ。」って兵役拒否して生き方変えたんだ
いくら手を伸ばしたって届くはずのない大きな地上の天国(そら)
でも僕は何にも疑うこともなく占い師の青写真を信じてたじいちゃんの話を思い出すと、こらえ切れなかった大きな大きな涙
でもあのときの僕の目は何より輝いてたと思う
あの頃の小さな僕が見上げる
空はほんとうに広かった
好きな人をこの手で守れると思っていた本気で
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