第一章 春頃

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第一章 春頃

俺は、高校生になった。 入学式はこれから行われようとしており、教室内は友達を作ろうとする人間の汗でまみれていた。 俺はその中には入らず、窓から外を眺めていた。外は雲一つない快晴である。 青春は誉められすぎる春に似ている。           バトラー
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