1.始まり……

5/14
前へ
/93ページ
次へ
遊衣「あ❗今、笑ったな~💢」 レイア『スミマセン💧……では、その名を呼んでください』 遊衣は、黒い本ことレイアに促され、膨れっ面を直した。 遊衣「おう‼ 俺はお前を受け入れるぜ👍 ……レイア‼」 すると突然周りが白くなり、レイアも白い本になっていった。 遊衣「な、なんだなんだ⁉」 遊衣は突然の変わりように驚いていた。 レイア『安心してください、すぐに収まりますから』 遊衣「わ、分かった……」 景色が段々変わっていき、しばらくすると、遊衣は自分の部屋にいた。 遊衣「あれ?レイアは何処にいった?」 レイア『ここです、主(あるじ)』 遊衣が、声のする方へ顔を向けると、机の上に白い本となったレイアが置かれていた。 遊衣「いたいた~😃レイア、少し聞きたいことがあるけど、いいか?」 レイア『はい、どうぞ主』 そう言われ、それじゃ~と遊衣が言うと…… 遊衣「何で、主って言うんだ?」 その時、一瞬部屋が沈黙し、レイアの一言で動き出した。 レイア『あなたは私の名を呼んびました。 その時から、私は主の物となったのです』 遊衣「なるほど~😃」 何を納得したか、わかりませんが納得した遊衣はこう続けました…… 遊衣「でも、主とか呼ばれ慣れてないからなぁ~……💧 頼むから、名前で呼んでくれ❗」 遊衣はレイアに顔の前で両手を合わせ、頼み込んだ。 レイア『ですが、私にとって、主は主ですし……』 その言葉に遊衣は閃いたらしく、右手の人差し指をレイアに向けた。 遊衣「じゃあ~、主からの命令❗今度からは俺のことを、遊衣と呼ぶように……いいか?」 レイア『……主の命なら仕方ありません……これからは、遊衣と呼ばせて頂きます』 レイアが名前で呼んでくれたのが嬉しかったのか、遊衣は笑って言った。 遊衣「おう✨」 満面の笑みを浮かべて、レイアに頷きました。すると、レイアは…… レイア『ッ!///』
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

617人が本棚に入れています
本棚に追加