私立笹原学園

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腕を組んできた葵を見て沙羅、麻理、咲が、 「ちょっと何やってんの?直君は私のだよ?」 「・・・なお・・私の。」 「いいえ。私のですよ。」 みんな口々に言った。最後に変態が、 「直人は俺のも(ドカッ)グハ」 危うく入学初日から変な目で見られる所だったので永遠に眠ってもらった。 「俺は誰のものでもないからな。早く教室行くぞ。」 俺はそう言って教室に向かった。 「直人~待ってよ~」「直君待って☆」 「…なお…待って」 「直人さん待って下さい」 約一名をおいてみんなついてきた。 ・・・・・・ あれから教室に着いた俺らは各自の席に座って担任の先生を待っていた。 「何で葵が隣りなんだ?」 俺は唐突に呟いた。「席が近いのは葵だけじゃないよ!!」 「…みんな…一緒」 「直人さん。よろしくお願いします。」 「直人と席近くて俺幸せだz「いつ生き返ったんだ!?」 そう今しゃべった奴は体育館の前で横たわってるはず。 「それはね、直人への愛KAN(ドカッ)グハッ」 またしても危険な発言が出てきたので言いきる前に息の根を停めてやったよ。 そんな事していると。 ガラガラー 教室の扉が開いた。「お前ら席につけ!!」入ってきたのは男の先生だった。 「今日から一年お前らの担任となった浅間透だ!!よろしく。俺のことはトオルッちと呼んでくれ」 シーン 教室が静まり返ったみんながヒソヒソと、(うわ~何言ってんだろう。キャラぶち壊しじゃない?) と囁いていた。 「静かにしろ!!今から自己紹介してもらう」 いきなり自己紹介だと。 「まずはお前からだ」
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