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規則的に繰り返す呼吸の音だけが鮮明に鼓膜を刺激する。
姿を確認できない相手との戦いは、いつも神経をすり減らす。
緊張の連続に疲労を感じてきた。
張り詰めた空気は、自然と感覚を敏感にしてくれる
同時に体の中心を何者かに握られたような圧迫感を与えてくる、なれることのない感覚だ、
(あと1分だ・・・。)シャーミスは『奴』に見つからないように静かに体を動かす、と、そのとき後方から足音が聞こえた・・・。
俺は銃を構える、角から人影が見えた瞬間発砲しようとしたが
ミル「俺だ・・・。」
とこの瞬間緊張の糸がほぐれた。
シャーミス「お前かよ」
ミル「レーダーを確認しないからこうなるんだ」と言った
次の瞬間また後方から足音が聞こえた
シャーミスはまた(仲間だろうな)と思い気を解したままだった。ミルは自分と同じ状況ではなかった、まるで『奴』が来るのがわかっていたかのように・・・
角に見えたのはやはり赤い服を着た『奴』だった
次から次へといっぱいやってきた
シャーミス「っな!」
ミル「・・・。」二人とも発砲したが数が多すぎるので撃ちながら逃げる、逃げる、逃げる
隠れる場所もないので走るしかなかった
ミル「あと30秒だ」
シャーミス「おk」
と言いながら
俺達は『奴』らと応戦するだが撃ちすぎるので弾がもうない
あとはハンドガンだけだった
それは二人とも同じ状況・・・
走る。
目の前には壁があったピンチに立たされた
シャーミスは立ち向かう
シャーミス「来るなら来い『奴』らどもめ、勝負してくれる」二人ともハンドがんに切り替え勝負する。
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