【非日常 ~8~】

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普段の仲良しロザンなら楽しそうな企画やけど、この状態やったらきついな。 さて、どうしようか。 「ちょっと、電話してくるわ」 俺は席をたつ。 「なんや、井本に電話かぁ」 「そや。 俺のハニーは酒好きでね、 暴れてないか心配やねん」 「大変やなぁ~」 笑いはするものの、 瞳は宇治原のいない寂しさを語っていた。 俺は入口抜けて外まで出てくる。 電話する相手は 履歴の一番に名を残す。 「もしもし、貴?」 『ああん、なんかようかぁ!?』 お姫様は、 もうかなり酔われてるようで… 「俺、今菅と飲んでるんよ」 『ああ?  …そうか、それで?』 貴の後ろからはザワザワと大勢の声が聞こえた。 「あいつら、 別れるかもやで」 『なっ!?』 「宇治原が結論を出したいって 言ってきたらしい。 なんの結論かは知らんけど」 『まさか、そんな…』 「と言うわけで、貴、宇治原に探りいれてや」 -
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