【京府の大王】1⃣

【日常 ～１～】

やっと他人から孤立された空間。

そこに来てやっと

「はぁ～～～っ」

ため息がつけた。

「うーじ、次の収録４時からやったよな。少しだけ寝ててえぇ？」

菅ちゃんがなんの気遣うことのない声で俺に問う。

「おお、えぇで」

返事を聞いて、菅ちゃんはすぐに部屋の隅で壁を向いて寝だした。

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