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出航して暫く経ったとき念話貝が歌い出した。
海「もしもし如何しました?」
神「すまんが、其処から南南東に
約10海里進んだ所に、
シーサーペントがいるんじゃが
話を聞いてやってくれんかのぅ」
海「別に構いませんが何故私に?」
神「シーサーペントは人の言葉を理解できるが、
船を見つけると寄り添ってきて
その体を船体に擦り付ける事があるんじゃが
本人?達は遊びの積もりでも
船乗り達にとってはいい迷惑で
船が沈む事も多々在るので
シーサーペントがいると航路を
変更して遇わないようにしているので
誰も話を聞いてくれのじゃ」
海は苦笑しながら
海「自業自得なんですがね…解りました。話を聞いてみます。」
念話貝を切ると格ゴーレムに指示を飛ばす。
海「進路を南南東に変更…面舵一杯!」
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