過去との対話と過去からの逃亡

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アントニオ公は引き下がらなかった アントニオ「しかしながら陛下、本当に私には全く身に覚えのないことでございます故」 女王「汝の後ろにいる者共は、汝の手下ではないのか」 アントニオ「会ったこともございません」 女王はマルケスとアルスを見つめた 女王「お主らはアントニオ公との面識はないのか?マルケスとアルス、とあるが」 マルケスははたから見てもはっきりわかる程動揺していた アルスは女王と目を合わせる事もなく、ひたすら前を見ていた
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