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アルスも含めた皆の視線が痛い
俺は気付かないふりをして、ひたすら足元を見つめ続けた
女王「レッド」
レッド「…はっ」
女王「変わりないか」
レッド「お陰様を持ちまして」
女王「そろそろ都に腰を据えるつもりはないか」
レッド「…恐れながら…」
女王「…まあよい。ところで、今年の秋には私の在位10周年の大祭があることは知っておるか」
レッド「…存じております」
ならばよい、と女王が立ち上がる気配がした
女王「セイ殿と、ドーカス、ドルエン殿はこちらへ。今後の処遇について少し話し合おう。アルスには紹介状等用意するので、とりあえず控えの間で待機しててくれるか。レッド、そなたは、エリック公とこのまま退出して構わん。エリック公、ご足労であった」
俺は深々と礼をして、女王の退出を待った
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