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「……それとも、まだ解っていらっしゃらないんですか……?」
琥珀の熱が、心を焦がす。
想いが溢れて、決壊した。
「……どういう、意味////?」
――もう、止まらない――
「……こういう事ですよ」
耳元で囁いた自身の言葉を合図に、琥珀の首筋へと唇を落とした。
「あッ/////!?」
漸く事態に気付いた琥珀が私から逃れようと身を捩(ヨジ)る。
「……ゃッ////真珠!?……」
私を拒む両腕を、その細い手首を掴んで封じると、そのまま床に押し倒した。
「……なん、で/////ッこんなことするの!?」
黄金の瞳から雫が一筋流れる。
――理由は、唯一つ。
「貴女を愛しているからです」
「ッ//////!?」
「……琥珀、貴女の総てを奪って、私だけのモノにしたい……その瞳に、髪に、肌に私が貴女をどれ程想っているかを刻み付けたいのです……他の誰の元へもいけない位に」
「そッ/////!?」
「……貴女はいつになったら気付くのでしょうか?」
「////!?」
照明に照らし出された汗が妖しく光った。
「そのような無防備な姿を誰にも見せないで下さいッ!!」
零れた言葉に、愛と嫉妬が入り混じる……
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