11人が本棚に入れています
本棚に追加
あと一時間くらいたったら、ここを出よう。
それまで少しだが、寝ることにした。
寝袋に入るとすぐに寝れた。
しばらくすると、ワタリガラスの鳴き声で起きた。
寝てから、まだ一時間もたっていないようだ。
少ししか寝てないが、寝る前に比べると体が軽くて楽だった。
「よし。今日で最後だ!」
気合いをいれるため、1人で喋った。
親が死んだ事は、これからの人生。けっして忘れる事はできないし、そのことを背負うように行きて行くだろう。
それでも、今日歩けば…。
孤独から抜け出せて、安定した生活が待っている。
リンは野営した跡をしっかり消した。
あの魔法使いに気づかれないように。
そして歩いた…。
川にそって歩いていると、木がたっていない場所が見えた。
すぐそこだ!!
そこに村がある。
リンは早歩きをし、胸を躍らせ向かった。
最初のコメントを投稿しよう!