~狩り~

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あと一時間くらいたったら、ここを出よう。 それまで少しだが、寝ることにした。 寝袋に入るとすぐに寝れた。 しばらくすると、ワタリガラスの鳴き声で起きた。 寝てから、まだ一時間もたっていないようだ。 少ししか寝てないが、寝る前に比べると体が軽くて楽だった。 「よし。今日で最後だ!」 気合いをいれるため、1人で喋った。 親が死んだ事は、これからの人生。けっして忘れる事はできないし、そのことを背負うように行きて行くだろう。 それでも、今日歩けば…。 孤独から抜け出せて、安定した生活が待っている。 リンは野営した跡をしっかり消した。 あの魔法使いに気づかれないように。 そして歩いた…。 川にそって歩いていると、木がたっていない場所が見えた。 すぐそこだ!! そこに村がある。 リンは早歩きをし、胸を躍らせ向かった。
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