~オオカミ~

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お母さんの形見のネックレスを握りしめ、歩いていた。 ここはどこだろう? 来たことがあるような気がするが、思い出せない。 教えてくれる人もいないのだ。 そのとき、茂みが揺れ、音をたてた。 リンはとっさにナイフを鞘から抜いて、茂みをみた。 そこには、金色の目が光ってる。 それを見つめていると、他にも同じ目が自分を囲んでることに気づいた。
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