出逢い

4/4
前へ
/86ページ
次へ
人気のない所まで来て、手が離れた。 出来ればずっと手を繋いでおきたかったな… 俺はそう思ってがっかりした。 『勇ちゃん…』 「なぁに?」 『うちの事…好き?』 突然の事でびっくりした。 でも幼いながらもその気持ちは大きく、はっきりしていた。 「大好きだよ!」 『…うちも(照)』 「ホンマに?!」 『う、うん!本当だよ(照)』 2人は黙り込んでしまった。 ただ2人は誰にでもわかるくらい真っ赤になっていたが、互いにその事には触れなかった。
/86ページ

最初のコメントを投稿しよう!

59人が本棚に入れています
本棚に追加