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人気のない所まで来て、手が離れた。
出来ればずっと手を繋いでおきたかったな…
俺はそう思ってがっかりした。
『勇ちゃん…』
「なぁに?」
『うちの事…好き?』
突然の事でびっくりした。
でも幼いながらもその気持ちは大きく、はっきりしていた。
「大好きだよ!」
『…うちも(照)』
「ホンマに?!」
『う、うん!本当だよ(照)』
2人は黙り込んでしまった。
ただ2人は誰にでもわかるくらい真っ赤になっていたが、互いにその事には触れなかった。
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