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学校に着いたら、上履きに入っている画ビョウを落とし。教室へ向かう。 着いたら席につき、大音量の音楽を聞き流し、静かに本を読む。 このまま静かに本を読みたかったが、そうはいかない。 「あのさぁ、一人で真面目ぶって本読むの止めてくんない?」 「こっちにキモさがくるぅ~!」 ギャハハハハ、とクラス全員の下品な笑い声が飛ぶ。 「真面目ぶって無いし、あなたに止められる筋は無い。あと、キモさが移るなら私に近よらなければ良いと思うんだけど。」 いつもどうり素早く応答し、本に目をやる。 「黙れ異人!!お前に喋る価値何てねーんだよ!!」 なぜあなたごときに人権を否定されなければいけないのか? それに、′ねーんだよ′何て言葉は無いんじゃね? と、述べてやりたかったが先生が来る時間なので無視をした。
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