これでいいのだ。

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私は人一倍、いや人二倍以上も心配性なところがある。 今日は仕事の帰りに通院。病院は珍しく空いていて直ぐに診察で投薬が終るまで25分間くらいで済んだ。すぐに帰宅して夕飯を明日のお弁当の準備などをしてお風呂に入ろうとした…この時20:30過ぎだった。時間を見ながら頭の中で'今日はまだ連絡ないなぁ…残業かな~'と少し気になりお風呂前にメールしてみた。 お風呂から出た頃にはメールなり着信なりあるだろう…そう思いながらお風呂を済ませる。この時21時15分くらいだった。'あれ?まだ仕事かな'…さっきより心配度が増す。電話してみようか迷い一度は電話しないでおいたが、やはり気になり電話を鳴らす。…出ない。'もしかしたら私が病院行ってる間に帰ってて寝ちゃってるのかも!土日も休みなしだったから疲れてるから可能性はあるな'と勝手に考えたりもした。お風呂上がりのお肌のお手入れをし終わったけどまだ連絡ない。'仕事中ケガでもしたのかな'余計な事ばかり考えてしまう。やっぱり気になり次は仕事用の携帯に電話してみた…プルルルル、、はい○○です。と。 'あ、出た。'一気にホッとしたのも束の間、電話応対で仕事中だと察した。 '電話しちゃって申し訳なかったなぁ'と反省もした。だか何よりも何事もなくと言うのは相手は残業してるわけだから申し訳ないが事故などではない事が解り本当にホッとした。しばらくすると 今から現場から帰る とメールをくれた。私は仕事が終わり帰宅して電話くれるのを待つ。でもただ待つだけでは面白くない。貴重な一人の時間なわけだ。それに待つも待たず寝てしまうのも自由。例え電話をくれた時にすでに寝てしまっていてもそんな事でどうこう言う人でもない。でも私は声を聴きたい。自分の1日が○な日でも×な日でも1日の最後には必ず聴きたい。待ちたいから待った。 いつもなら何だかソワソワして落ち着かない待ち方だが今日は今日は違った。 昨日の仕事のお昼休憩から読み始めた本の続きが気になりそれを読むことにした。読み始めの私の頭の中の割合は7割が電話を待ってる事、3割が本の内容だったがいつの間にか10割本にのめり込んでいた。切りのいいところでで私はまた携帯を手にとり、 まだ起きてるからね とメールをした。あまり遅くなると寝てしまったんじゃないかと気を利かせてくれる人だから先に起きてる事を伝えまた本を読み出した。しばらくしてメールがきてそしてまたしばらくして
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