プロローグ

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ガヤガヤ…… ガヤガヤ…… 街の喧騒の中を ((( <●><●>) 男が歩いていました 黒く、耳に掛かる程度の髪に 細身で長身の 端正な顔立ちをした男でした その男の隣を ((( ><) 少年が歩いています 栗色の 肩胛骨まで伸びた、ボサボサの髪 男の腹くらいの身長の 棒のように細い手足の 薄汚れた少年でした 少年は男に手を引かれ 人混みに消えていきました
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